2019 Canadian Rockies sarufa-mauntnn 硫黄の山とアルバータ牛

7月26日

バンフの街まで歩き朝食を取る。私はその時間また散歩に充てる。途中のホテルラウンジに自由に入れるのもいい。宿泊先ホテルの横はリス公園の様。お気に入りのスーパーのスタバで注文出来たのは嬉しかった。

街中の交差点にエルフがいてびっくり。誰もクラクションを鳴らさずエルフの立ち去るのを待っている。

f:id:minnto88:20190815105426j:plain

f:id:minnto88:20190815104119j:plain

バンフの街は花で溢れている。日本では見たことのない素敵な寄せ植えがいっぱい。ここは以前イギリス領でイングリッシュガーデンが盛んだった。今は本場イギリスが財政難で管理が行き届かず、ここバンフの方が綺麗なようだ。珍しい花にも沢山出会えた。

f:id:minnto88:20190815104532j:plain

f:id:minnto88:20190815104920j:plain

バンフの街が栄えたのは温泉を発見したのがきっかけだったらしい。今日はその硫黄の山 sarufa-mauntnn にゴンドラで登り、そのあと国立公園になっている温泉の源泉まで行く。その源泉には世界でそこにしか生息していないタツムリがいるらしい。

ゴンドラは快適で、バンフの街を上から見る事が出来た。ゴンドラステイションの施設も充実している。楽しめる展示もある。寒い時様に、外のデッキには囲炉裏の様になったテーブルがあり、その周りを椅子が囲んでいる。

目の前の小山まで続いている道を息子と登る。ここのリスも人慣れしている。

「人間は自由にどこにでも引っ越しできる。でもここにいる動物はこの環境に適応して生きているので、自由に引っ越しはできない。」だから大切にしようということだろう。カナダらしくて心に残る

一段と高い位置から周りを見るとU字谷の様子がよくわかる。長い長い年月かけて海から隆起した山。その山を氷河が削り谷を作り、川を作る。

ここからの眺めはそれを想像してしまう。私は今、地球の上にいると実感できる。自然と涙がでた。歩いて下りたい一心で下山にかかる時間を聞くが通じない。息子に教わり再度挑戦。1時間で降りれようだ。この時ちょうどゴンドラが到着。残念だが一緒に乗る事にする。
 

f:id:minnto88:20190815115015j:plain

f:id:minnto88:20190815115154j:plain

f:id:minnto88:20190815115344j:plain

バンフの街

息子たちはゴンドラスティーション横の温泉プールに。私はsarufa-mauntnnまでの山道を途中まで歩く。もみの木の山を登るのは初めてだ。寂しい所ではないので熊は大丈夫だろう。息子たちとおちあいバンフまで戻る。ここから源泉の国立公園までは林の道を歩きながら行く。国立公園のガイドはディズニーの案内の様に配役になりきり面白い。参加者も巻き込み歴史を伝えている。私も英語が分れば一緒に笑えるのに残念。

タツムリはとても小さく、湯の花の様なものについていて、言われなければ分からない。人の手が入っただけで、環境が変わり死んでしまうらしい。

f:id:minnto88:20190815121110j:plain

f:id:minnto88:20190815121251j:plain

バンフの街に戻り、ホワイト博物館に行く。ここはバンフの自然を題材にした絵画の他、珍しいコレクションを展示している。ここに暮らす人の歴史や文化の紹介もある。翻訳アプリで説明を見ようとするが、思うようにいかないし、ネットに繋がらない。絵画の説明をしてくれるが英語なので全く分からない。少しでも分かれば楽しいだろうに。

 

夕食は、アルバータ牛のレストランを予約してある。息子たちは楽しみにしていたようだ。メニューは息子たちが見ても、選ぶ物が多すぎて難しいらしい。私は名産のアイスワインを頼む。甘くてお酒というよりシロップの様。2種類のステーキ。鮭とポテトのフライはサーモンコロッケだった。思っていたより違いびっくりしたが、とても美味しい。赤ワインも美味しく大満足だった。