Lodonへの旅(リッチモンド)2023.10/1 4day

リッチモンは、息子たちがロンドンに住むことになり、興味を持って読んだ本

に紹介されていた。丘から見るテムズ川が綺麗だとあった。

ロンドンに渡った息子が早速行ってビデオ動画を送ってくれた場所だ。

今日は息子とひなちゃんとその場所に行くことになる。

 

電車で行く方が早いようだが、私の2階建てバスに乗りたいを叶える為に

バスで行く。家の前のバス停から乗ったバスは、段差がなく

ベビーカーで楽に乗れる。

日本の物より広々し中央部にベビーカー用の広いスペースが確保されている。

途中から2階に行き、席が空いた時に最前列に座る。

バスは狭い曲がりくねった道もすいすい進み、2階席はアトラクション並みに

迫力があった。

 

始めに「ピーターシャム・ナーサリーズ」cafe ・レストランに行く

バス停からここまでの道は普通の住宅地、舗装されていない林、草原の横を通り

それだけでも、豊かな自然を感じる。

cafeは園芸店と併設している。様々な植物、園芸用品のハウスがあり、cafeも

ハウスの様に作られている。飾らない雰囲気、植物に囲まれた雰囲気がとてもいい。

子連れでベビーカーの人も多い。しっかり席を確保してくれ同じ様に食事が

出来るのは子供ずれにとても優しい。

注文したのは「チキンソテーとマッシュルームスープ・レモンケーキと紅茶」

特にマッシュルームスープが絶品。

味は少し薄め、色は薄い茶色と灰色が混ざった感じで綺麗ではないが、

トロリとした舌ざわり、マッシュルームのうま味、香りが凝縮されたうま味。

初めて食べる味に驚く。レモンケーキも私の好みだった。

甘すぎず、しっとり、ずっしりした感じのケーキ。

迷ったキャロットケーキもきっと美味しかっただろうと余韻を残す。

 

食事の後は森の小道、草原の小道を通り、Richmond Hillへ向かう。

急な坂道を登りたどり着いた丘からは、草原の向こうにテムズ川が見える。

木々の間の木陰のベンチに腰掛けてその景色を見るのは本当に贅沢な気持ちになる。

 

丘を下りテムズ川沿いを駅まで歩く。川は運搬船、ボート、カヌー、サップの人

で賑やかに生き生きとしている。それぞれが川を楽しんでいる。川沿いの道の

木陰には、cafe、pub が自然の中に溶け込む様に点在する。それぞれに

自然のそばで川沿いの

リッチモンドHillからのテムズ川

リッチモンド・ピーターシャム・ナーサリーズ


道を歩く。途中ひなちゃんにミルクを飲ませ、川を眺める。それだけで幸せ。

この丘の森には鹿がいて秋になると成長した小鹿に会える事もあるという。

それはまさに「自然との邂逅」と言う言葉を知る。

私もテムズ川沿いを歩き、そんな気持ちを味わった。

 

帰りは電車で、アクトン・セントラルで降りる。

今夜はキッシュを作る。

本当にいい一日だった。