Londonへの旅(バッキンガム宮殿からビックベンまで)9days 10/6
イギリスは日本より物価が高く、入場料も3,000円から5,000円ぐらいしてとても
入れない。バッキンガム宮殿の衛兵交代式は無料で見れるので計画にいれた。
朝、今日の計画について志歩さんが親切に教えてくれる。
アクトンタウン駅からグリーンパーク駅ではなく、ビクトリア駅で降りるよう
違うラインの電車を教えてくれたのに、また間違えて、グリーンパーク駅の
電車に乗ってしまった。結局この方が良く、広々としたグリーンパークを
歩くことが出来、その突き当りがバッキンガム宮殿だった。
すでに沢山の人。YouTubeで見た映像を思い描きながらなんとか場所確保。
この人ごみの中で後1時間待つのは苦痛だ。
途中、警備の警官がもっと奥にと言っている様。益々狭い場所になり
不安でいっぱいだ。
音楽が聞こえ、衛兵交代が始まる。でも周りは背の高い人ばかり。
全く見えない。通路に人もなだれ込みだいぶ前まで行けたのに見えない。
そんな時、隣から日本語が聞こえる。ご夫婦づれの奥さんが横にいた。
二人で見える場所を譲りあいながらいい場所を探した。
音楽隊は何曲か演奏し、その中にビートルズの曲もあった。
上手なのは当たり前だが、今まで聞いた演奏の中で一番心地よく、
大変な思いをしても来てよかったと思えた。
宮殿の屋根に国旗がはためき、今日は国王が在宅している様。
王室をこんなに身近に感じるのは日本と違い不思議な気がした。
衛兵交代後のお祭り騒ぎの後、衛兵はまるで機械仕掛けの様に宮殿を歩き
警備していた。ビデオ撮影ばかりで写真がないのが残念だ。
不安なながら歩きウエストミンスター寺院・ビックベンが一気に見えてきた。
この寺院は王室の行事が執行される場所、著名人が沢山埋葬されているとある。
ゴシック建設で造られ高さを強調し先が尖っているのが特徴らしい。
私は少しごてごてし過ぎて余り好きではない印象だった。
国会議事堂のゴシック建築は特にそれが顕著だった。
この中は野望や陰謀が渦巻いていると書いた本があった。
影響され過ぎだが、そんな印象を受けるほど、シンプルで威厳がある
の反対のイメージを持った。
その反対に「ビックベン」は美しかった。
修復した後なのだろうか。豪華さの中にも端正で、華麗さがある。
金色が輝き美しい。
目の前はビクトリア駅。この後テムズ川沿いを歩きここから帰れそうだ。