2019 Canadian Rockies ヨーホー国立公園
7月26日
今日は【ヨーホー国立公園】に行く。氷河湖と滝のツアー。人数は8人。ワンホリで来ている男性ガイドさんが案内してくれた。
最初に訪れたのは氷河が目の前に迫るレイクルイーズ湖。けれど写真と大分印象が違う。観光客が多すぎるからだろう。氷河湖の神秘的な雰囲気は全くなく残念。近年インスタの影響で人が増えたらしい。湖畔のホテル、フェアモントシャトーは存在感があり、庭の作りが素敵なところだった。
モレーン湖は岩山を少し登った上から見る。やはり観光客が多く残念だが、ここで食べるおむすびは格別だった。近くの林には熊がいるらしく、必ず熊スプレーか4人以上で行かなくてはいけない。帰路、岩の隙間から走り出たピカを発見。カナダでは蓋つきのがっしりとした緑のゴミ箱が設置されていて、ごみを捨てやすい。ゴミの落ちているのを見かける事はあまりなかった。
エメラルド湖でカヌーが楽しめる。1艘借りるのに70ドルは高いが一度経験してみたかった。てっきり息子に漕いでもらって、のんびり湖上から景色を見ようと思ったのに、なぜか私と息子で漕ぐことに。全く息が合わずカヌーが真っすぐ進まない。景色を楽しむどころではない。でもカヌー体験はして良かった。
湖の回りを歩く。森できつつきに出会えた。お花畑は雪崩の後の斜面一面に広がっていた。
タカカウ滝を見れる期間は短く、道は雪で覆われてしまうらしい。行く途中、100両以上もある貨物列車がカーブしながら幾つかのトンネルに入る時、先頭列車は別のトンネルを出ても後の列車はまだ別のトンネルに入っていないという場所に止まった。それぐらい長い列車が大陸を走っている。途中、ゆっくりとした速度で山間を行く長い貨物列車を見た。改めてカナダの広大さを感じる。
タカカウ滝の真下まで行く。上部で岩棚にあたって盛り上がる様に、吹き出す様に落ちてくるその様子はただただ迫力だった。先住民が『素晴らしい』という意味でつけたタカカウを実感する。
帰路、川の対岸にグリズリーベアを見つけた。遠くからでもこの土地の主に会えたようで嬉しかった。人間の熊も自然のままの姿で共存している。この辺では熊を写真に撮ろうと車を止めるので渋滞が起このを熊ジャムというそうだ。
夕食はバンフでインド料理を食べる。全て英語のメニューを息子たちが見て決めてくれるのは本当に頼りになる。ありがとう。ガイドさんおすすめの店で店員さんもとても親切。量が多くて食べきれなかったが美味しかった。