Londonへの旅(KEW Garden) 7day 10/4
KEW GARDENには世界の植物が集められていると聞く。
イギリスは緯度が高く、温帯の植物が育たない。
昔、きゅうりがあるという事は、家に温室がある、裕福な証拠だったらしい。
お茶も育たない為、紅茶も貴重だった。
大航海時代、世界中から貴重な植物を採取し、世界初の温室を作り
そこで植物を育てた。当時の繁栄の証拠だろう。
園内には巨大な温室が3棟ある。イングリッシュガーデンも素敵らしい。
「Kew Garden」は今回の旅の目的の一つだった。
リッチモンドから帰りの電車でgardenの横を通った。
アクトン・セントラル駅からそう遠くない。何とか行けそうだ。
駅はホームが2つ。そう大きくない。このホームでいいのだろうか。
駅員さんは改札の小部屋で電話に夢中で聞くに聞けない。
ホームの男性に聞くとスマホで調べ向かいのホームだと教えてくれる。
慌てて行ったホームで来た電車に飛び乗ってしまった。
でも、よくよく見るとどうも反対方向に向かっているよう。
思い切って降りて、改札で聞いて乗りなおす。改札はガラス張りで
中で若い黒人のドレッドヘアーの駅員がスマホ―でゲームをしている。
オイスターカードのチャージのやり方を聞くが、部屋の中で
指さし簡単な指示のみ。何とか出来てほっとして振り返ると
見守っていたようでナイスのポーズ。優しさを感じ嬉しかった。
駅から不安ながら歩きやっとゲートにたどり着く。
チケット売り場で寄付の事を聞かれた。先に志歩さんが教えてくれたので
断る事ができて良かった。真っ先に見えてきたのは[palm house]
世界初の巨大な温室。熱帯の巨大な植物がまるでジャングルの
様に生息している。れをキャットウォークの高い位置から眺められる
のは面白い。自分が植物の世界、ジャングルに迷い込んだ様な気持ちになった。
温室の後ろにはローズガーデンがある。バラの見ごろは過ぎていたが
まだ残っているバラは美しい。
森の間に広い芝生の道が、はるか遠くまで真っすぐに伸びている。
そこを歩いたり、巨大な大木の茂る森を歩いたりして広大な公園の突き当り
を目指した。明るい森の中には15㎝ほどの紫花の群生地がある。
「ブルーベル」なのだろうか。森の妖精の住む場所の様だ。
突き当りはテムズ川だろうか。そこからまた同じ様な広々とした長い森の
道を歩く。自然のままの森の道は、所々にベンチがあり、じっくりと
森に浸れる。「Great Pagoda]着く。この横に温帯温室「Ttmperate House]
があるはずだが、広すぎて全く見えなかった。
この温室は世界の温帯の植物が集められたいる。例えばヒマラヤの植物とか。
ここにいながら、その土地を想像し、そこに生息する植物の姿を想像するのは
とても楽しい。
次は始めの熱帯温室を通りこし、「Princess of Weles Cnservatoty]に行く。
ここは世界の湿地帯、乾燥帯の植物が集められている。
同じ植物なのにこうも違うのかという驚き、それを管理する為の設備にも
驚かされる。特に湿地帯では、霧雨を降らせ、睡蓮の咲く池がありと
肌感覚で、環境の違いを感じた。
熱帯温室までの一本道「Great Broad Walk Borders]を歩く
ここはまさにイングリッシュガーデンならではの様々の植物が
見事な調和で植えられている。日本でいう雑草までも可愛く感じる。
イギリスでは日本でいう雑草も大きく育たない様だ。
見頃は過ぎていたが、枯れた花まで素敵でその中の一部として
存在感がある。通りには花の中にベンチがいくつも置かれ
ここにいるだけで花々と一体化してしまいそうだ。
「Treetop Walkway]に行く。巨大な木の上につり橋の様に道が作られている。
木の大きさにもびっくりするし、木の上を歩く体験にもびっくりする。
目の前をヒースロー空港に行く飛行機がひっきりなしに飛び交う。
自然と科学の混じりあうような不思議な感覚だ。
外は少し寒く、名残惜しいがお土産にポストカードを買って帰る。
今日は肉じゃがの予定。モリソンズによってひき肉を見る。
量り売りで買う勇気がなく、パックのひき肉を買った。
いつもの手順で作るが何かとても肉臭い。よく見ると豚肉ではなく
ラム肉だった。日本のスーパーでラムを売っている事などないので
考えもしなかった。
色々あったけれど却ってそれも思い出深い。今日も良い一日だった。