週末 春の粟ヶ岳2

4月21日(日)粟ヶ岳に行く 5:30発 6:00着 7:00山頂 下山7:40

日の出少し前、日差しはないがすでに明るい。田植えは終わり植えられたばかりの稲が小学生の整列のように並んでいる。やがて青々として茂り秋には金色の稲穂を付けると思うと頼りない中にも逞しさを感じる。

ほんの数センチ張っただけの水に周りの景色がクリアに映りこむ。まるで田んぼの中に別の世界があるように見える。水の不思議さを感じる。

今日の新しいエネルギーを運んで来たかの様に朝日が昇る。車で走る横を水田に映った朝日が並走し楽しくなってくる。

f:id:minnto88:20190423060626j:plain

トワイライトを映す水田

 

駐車場にはすでに何台か駐車中。途中の茶畑でお茶摘みの人を見かける。気持ちのいい朝。朝から活気を感じる。茶畑は一週間前より新芽が育ち一面鮮やかな黄緑の絨毯。

f:id:minnto88:20190423044537j:plain

盛り上がるような茶畑

途中軽い足取りの中高年男性が抜いて行く。登り慣れているのだろうか。軽々と歩いて行く。森に入りリスの音に耳を澄ます。気配はなく今日は会えないようだ。

見上げる松の高さ、いっぱいにつけた松ぼっくりの見事さに驚く。足元ばかり見ず見上げると別の世界があった。どうやらカモシカも近くにはいないようだ。

日の当たるシャガの坂道を上る。

f:id:minnto88:20190423045402j:plain

シャガの坂道

今日も山のカレンダーが一日を告げている。まだ知らない山の主さん、ありがとう。

f:id:minnto88:20190423055338j:plain

やまのカレンダー

一気に道が開け、シャガの群生地付近に出る。

f:id:minnto88:20190423055547j:plain

森の中にぽっかり空いた光の扉

f:id:minnto88:20190423055651j:plain

白いが目に鮮やかなシャガの群生地

頂上の神社は今日も別世界のようにそこに立っていた。地元のおじいちゃんが登山者にお茶畑の話をしていた。朝からお元気だ。満開に咲いたシャクナゲの道を通り下山。

f:id:minnto88:20190423060136j:plain

大きな花が豪華に感じるシャクナゲの道

家に帰り除草剤をまき草取りをし恵みを待つ。昼食はこもれびに行く。お腹を空かせた分スパゲティーは見た目も味も最高。ケーキセットに珍しいチーズケーキが出た。恵はさっそく作り方をネットで調べていた。今日も良い一日だった。

f:id:minnto88:20190423061447j:plain

カニクリーム味。スプラウトがお洒落。