気ままに週末一人旅 ほったらかし温泉と桃の花

新年度に入り始めての休日。自分がほっとする場所を求めて出かける。

混雑を避け6時に出発。中部横断道が開通したと聞き早速走ってみる。

東名清水JTCから入ると道は一車線になり、一気に細くなった気がした。

山の中の道で時々民家も見えるが余裕がなく景色を楽しめない。

案内標識には甲府までとあったが、実際は南部町の前まで。それでも随分早くなった気がする。

どこの桜もほぼ満開で春を告げていた。桃の花はまだ先と思っていたがもうすでに5分咲き。まさか桜と桃の両方見れるとは思っていなかったので嬉しい。

この分だと温泉は混んでいるだろうか。

心配したほど混雑してはいなかった。目の前には富士山。下には扇状地に広がった桃の花の絨毯。まさにほったらかし日和。来てよかった。

 

温泉に入ると聴こえるのは風の音、温泉の流れる音。見えるのは富士山とその周りの山。眼下の扇状地の街。おもちゃのような車。電車。桃の花の絨毯。温泉の周りの冬枯れの草は芽吹くのがまだ先だとそのまま。きれいに整ってはいない。だからいい。

本を読む。落ち着く。それぞれの人が自由。私も自由。他の人が気にならないし、気にしない。

温泉を後に、下り坂途中のフルーツ公園を歩く木も植物もすべて満開で春真っただ中に今いることを実感する。

眼下に見える雪山のような桜の丘を目指す。八代ふるさと公園はお花見で大混雑。

初めて訪れたこの地は白根三山、鳳凰三山、甲斐駒、八ヶ岳秩父の山が一望できる。

残雪が西日に輝いていた。

温泉に行く途中何回か近くを通ったが全くの穴場だった。桜は全て巨木でそれが満開の見事さ。今日一日で十分春を味わい尽くした週末一人旅でした。

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八代公園 一面の桜と桃の

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フルーツ公園桜

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